被害者参加、二審は実刑=死亡ひき逃げの男−大阪高裁(時事通信)

 2007年に起きた運送業長野勝成さん=当時(42)=のひき逃げ死亡事故で、自動車運転過失致死罪に問われた建設作業員市瀬篤史被告(36)の控訴審判決で、大阪高裁は15日、一審の執行猶予付き判決を破棄し、懲役1年4月(一審の求刑懲役2年6月)の実刑判決を言い渡した。
 被害者参加制度の適用を受け、一、二審とも長野さんの妻ちえみさん(33)が参加し、実刑を求めていた。判決後、ちえみさんは「ほっとしている。制度の意味があった」と目を潤ませながら語った。
 森岡安広裁判長は「一審判決は、被告の飲酒運転や過失の程度を過小評価し不当に軽い」と指摘。事故後約2カ月間も逃亡を続けた悪質性も考慮し、実刑が相当と判断した。 

【関連ニュース】
盗難車でパトカー2台に衝突=容疑で男逮捕、飲酒運転
「覚せい剤打っていた」と逃走=女性死亡、ひき逃げ容疑で男逮捕
はねた女性ボンネットに7キロ走行=ひき逃げ容疑で専門学校生逮捕
米兵、ひき逃げ容疑で逮捕=男性死亡、救護義務怠る
ひき逃げ事件で米批判=前原氏

外国人参政権は三党合意ではない亀井金融・郵政改革担当相(レスポンス)
小沢氏が首相と対応協議(時事通信)
「借りたカネは返すな!」著者ら所得隠し指南容疑で逮捕 さいたま地検(産経新聞)
元長崎市長 本島等さん、野中元議員と反戦対談(毎日新聞)
別の客とトラブル、殴られ大学生が死亡 大阪(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。