シー・シェパード、過激活動で寄付集め装備充実(読売新聞)

 日本の調査捕鯨への妨害を続ける反捕鯨団体シー・シェパードが、今シーズンの妨害活動にあたって船舶を1隻から3隻に増やすなど、昨シーズンに比べ装備を格段に充実させていることが、水産庁への取材でわかった。

 装備の調達には、過激な活動を宣伝材料にして集めた寄付があてられたとみられる。海上保安庁は、妨害活動を監視する「第2昭南丸」に侵入したとして逮捕したシー・シェパードのメンバー、ピーター・ベスーン容疑者(44)を立ち会わせ、13日に横浜港で昭南丸の実況見分を行う方針。

 調査捕鯨を管轄する水産庁によると、シー・シェパードは、昨年11月から始まった南極海での今シーズンの調査捕鯨に対し、新たに抗議船「ボブ・バーカー号」(788トン)と小型高速船「アディ・ギル号」(26トン)を投入した。昨シーズンは1隻で活動していた「スティーブ・アーウィン(SI)号」(1017トン)とともに、2005年12月に妨害活動を始めてから初の3隻態勢になった。

 このうちSI号はヘリコプター1機を搭載。妨害のたびに上空から活動の様子を撮影しているほか、今年は新たにレーザー光線で乗組員の目を狙う妨害や、ナチス政権下のドイツで繰り返し演奏されたワーグナーの曲を大音響で流す嫌がらせもしている。

 シー・シェパードは1977年にカナダ出身のポール・ワトソン代表が設立。公式サイトで妨害活動の映像を流しながら、「援助によってイルカや鯨などの命が救われる」と寄付を募っている。応じる個人や企業も多く、捕鯨を実施する日本鯨類研究所関係者は「彼らは資金が豊富で毎年新しい装置を導入する」と話す。

 一方、取り調べにあたっている東京海上保安部によると、ベスーン容疑者は職員から英語で逮捕事実を伝えられた際、素直にうなずき逮捕に応じたといい、「侵入したことは間違いない」と容疑を認めているという。同容疑者は同保安部内の施設に拘置されたが、14日に東京地検に身柄を送検される予定。

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